中長期的な視野で新製品を生み出すための“余力”を確保する
慢性的な人材不足の影響もあり、製造業における作業効率化はますます求められています。同じ成果でも、少ない時間で成果を上げることはコスト削減にもつながります。省人化を推進し、ゆとりある時間を確保することで、創造性のある仕事や新たなサービスを生み出していくことに専念することができるようになります。
「省人化=人から機械」だけではない当社のサービス
図面作成工程の低減に繋がる設計の省力化サポートや、同じような部品や仕様違いを標準化(ライブラリ化)し、作業効率を上げる省人化システムの構築。CAE解析を用いた過剰品質の是正や原価低減をサポートいたします。
企業個々の課題に応じて具体的かつ効果的な省人化ソリューションを提供いたします。
課題毎の解決策
● Case1/3Dモデル・2D図面自動生成をサポート
<Before>想定課題 | <After>課題解決 | |
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属人化による設計思想の継承、作図する図面に統一性が無い。 |
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標準モデルと要求仕様に応じて図形が変形する仕組を構築し、図面作成負荷を軽減した。 |
担当者のノウハウが、退職により失われる。図面作図の統一性がなく、図面のチェックに時間が掛かる。図面作図作業にリソ-スをとられ、新規開発が出来ていない。 | 標準図を作成することで、図面作成速度向上、寸法抜け削減を達成し、クイックレスポンスが向上した。図面作成、チェックの付加が軽減しリソースを新規開発に充てられた。 |
● Case2/強度を確保したコストダウン設計
<Before>想定課題 | <After>課題解決 | |
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流用設計時、強度不足の懸念から重厚長大なものとなり、コストダウンが難しい。 |
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設計と強度解析を繰返し実施し、強度とコストのバランスのとれた設計に繋げる。 |
強度と関係がない部品は、製作方法や形状変更などでコストダウンできたが、強度が必要な部品は、強度不足が心配で大胆な変更が出来ず、コストダウンができていない。 | 解析ソフトにより仕様強度を保てる、最適な構造に変更を行った。検証実験により解析ソフトの結果と差異がないかを確認した。 |
想定される業界・部門
・製造関連メーカー(自動車用部品、製造装置)
・各種プラント関連(製造、科学、エネルギー)
実績
プロジェクト概要
①3Dモデル、2D図面の自動生成システムの構築
対象企業:エネルギープラント用機器メーカー
期間:1年
規模:PL1名+メンバー1名
成果:・図面作成工程の8割を自動化、図面作成工数の70%軽減。
・図面作成の自動化により品質検査の対象が絞られ、
人依存で無く検査要綱に沿った検査が可能となった。
②CAE解析を活用したコストダウン設計
対象企業:製造装置メーカー
期間:3か月
規模:PL1名+メンバー1名
成果:CAE解析で検証した強度と製造コストのバランスがとれた
装置の開発。
特徴
・3DモデリングとCAE解析を活用した開発実績。
・各種Tool対応(CATIA、SoliWorks、ICAD、InventorANSYS、Autodesk Nastran IN-CAD、FAP-3)