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Finger1とは、まるで人が操作しているようにタップ・スワイプなどを行いながら、タッチパネル機器のソフトウェアが期待通りの動きをしているかどうかを画像認識により自動検証するIoT機器です。
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連続試験によるメモリーリーク等のバグ発見
特定操作を繰り返し行うことで再現するバグもあります。Finger1に特定操作を行わせることで、再現性があるのか、何回くらい繰り返すことで不具合が発生するかなどを検証することが可能です。
デグレーションテストを行わせて効率化
アップデート毎に行うデグレーションテストをFinger1に行わせることで、ソフトウェア開発に集中することができます。
キッティングへの活用
スマホにアカウントを作成し、あるソフトウェアをインストールするなどの一連の流れを自動化することが可能です。Finger1はLinuxシステムを内蔵しているので、外部のデータベースとの連携なども可能です。
車載機の評価
縦型に設置し、カーナビゲーションシステムなどの評価にも使うことも可能です(※取付マウントやロータリーノブ操作は個別対応となりますのでお問合せください)。
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- キーボード入力デモ
- 英文の文字列 ‘The quick brown fox jumps over the lazy dog’ をタイプさせるデモです。
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- 二台のスマホによる画像転送デモ
- 2台のスマホを用いたBluetooth経由による画像転送デモです。
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- フリック・スワイプデモ
- 長押しによるアンインストールではなく、設定画面から Photo Booth アプリをアンインストールします。
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HARDWAREハードウェア 外 形 横幅500mm 高さ411mm 奥行き 396mm(突起物除く) 質 量 5kg 電 源 付属ACアダプター DC12V/5A PSE(電安法)準拠 消費電力 13W 移動方式 2軸直行型 設置方法 水平設置(スマホ、タブレット等)、垂直設置(2DINカーナビ等)可能 操作アクチュエーター ソレノイドによる1本指型 押下力 タクトスイッチ押下可能(例:iPhone等のホームボタン) 対応タッチパネル 静電容量式、感圧式 最大可動範囲 10インチのタッチパネルディスプレイまで対応(約240mm x 170mm) 内蔵Linuxサーバー Raspberry Pi 3 SOFTWAREソフトウェア 検証スクリプト Python (Python 2.7.9) 基本アクション タップ、ダブルタップ、スワイプ、フリック、ドラッグ、ホールド、リリース 独自提供ソフトウェア Finger1オブジェクト追跡ライブラリ(Pythonクラスライブラリ)
検証基本動作スクリプト作成支援内蔵Webアプリ
機能:手動操作、座標管理型スクリプト自動生成、トリミングツール
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- Q
- Finger1を使用するにあたり必要な設備・環境は何でしょうか?
- A
- ネットワーク接続を行いますので、PCとルーターが必要です。
Finger1はデフォルトでDHCP設定のためにルーターを必要としているだけですので、
Finger1を固定IPに設定した場合は、ルーター機能は不要です。
また、インターネット接続も必須ではありません。
- Q
- 価格はおいくらでしょうか?
- A
- お問い合わせフォームよりお問合せください。
- Q
- 画像認識の精度は高いですか?
- A
- OpenCVのテンプレートマッチングをベースにしていますので、OpenCVに依存します。
認識対象となるオブジェクトの大きさ、水平・垂直さえ確保できれば、
実用に耐えられると判断しています。
- Q
- プログラミング経験が無いのですが、Finger1を使うことはできますか?
- A
- ディレクトリの移動といった、最低限のLinux操作ができれば可能です。
Finger1には、Finger1での検証を簡単にするためのクラスライブラリが内蔵されています。
更に、いくつかのサンプルスクリプトも含まれています。
これらを参照しながら、オブジェクトデータ(ボタンやアイコンのビットマップデータ)を
置き換えていけば、基本的な検証動作をさせることが可能です。
慣れてくると、いつの間にか初歩的なPythonのプログラムが書けるようになり、
検証スタッフのスキルとモチベーションアップという副次的な効果もあります。
- Q
- 機器のメーターパネルのようなものも装着できますか?
- A
- 厚みや大きさ、背面が平面でないなどの制約がある場合は、
マウントのみ個別に作る必要があります。
詳細はお問い合わせフォームお問合せください。