様々な研究に従事する中で、
その一つひとつを
追求したいと思えるように。

専攻分野:糖鎖合成、医薬品分析
入社7年目

現在の研究内容当社の良い点・強みこれからのキャリアと挑戦メッセージ

Q. 現在の研究内容を教えて下さい。

入社後、医薬品や化学系の
外勤先を経て、
現在は公的研究機関に。

大学・大学院では、化学生命・化学工学科で化学・生物を中心に学びました。その後、生体分子コンジュゲートを専門とする研究室で糖鎖合成を行いました。
大学での研究テーマは「ヘパラン硫酸部分二糖構造に関する合成研究」で、細胞表面に存在する糖鎖の機能を分子レベルで解析し、診断薬や医薬品創製に応用するため、特定の糖鎖の部分構造の合成を行いました。
テクノプロ・R&D社への入社後、1社目の外勤先は医薬品メーカーで、プロセス開発における不純物の合成・精製業務、治験薬の品質評価・試験法の開発業務、2社目は化学メーカーで、有機EL材料開発における合成業務に携わりました。現在は3社目、公的研究機関でプラスチックなど高分子の解重合、その後の変換による再利用の研究に従事しています。

Q. テクノプロ・R&D社の良い点・強みは?

有機合成への想いを
捨てきれず、転職を決意。

テクノプロ・R&D社には中途採用での入社です。前職では医薬品開発受託企業で前臨床試験における臨床検査業務を行っていました。医薬品開発の重要な一端を担っている充実はありながら、学生時代に携わった有機合成を通して新しいものを生み出す楽しさが忘れられず、テクノプロ・R&D社への転職を決めました。
入社当初はとにかく有機合成に携われればという思いを強く持っていましたが、色々な分野や業界の研究に携わることで、それぞれの場所でその研究を追求したいという更なる意欲が芽生え、今ではそれが自分の原動力になっています。

Q. 目指すキャリア、これから挑戦したいことは?

環境が変わるたび、
その場所でのプロを
目指しています。

外勤先が変わると、新しい知識やスキルの習得が求められます。常に任されている業務のプロフェッショナルとなるために、技術を磨き、関連する資格の取得を目指すなど、研鑽に励みながら日々の業務に取り組んでいます。
新しい外勤先では、最初は分からないことがたくさんあります。私が意識しているのは、分からないことは自分でも調べつつ、周りの方々にも積極的に聞くようにすることです。その上で、提案したいことがあればどんどん伝えていく。どんな職場であっても、それが研究を効率的に進めていく中では大事なことだと自負しています。
けれど実は、最初からそうだったわけではありません。コミュニケーションが苦手で、最初は外部の研究者だからと遠慮して、意見を伝えられないことがよくありました。その反省から、次の外勤先では良い関係性を築けるよう試行錯誤し、パフォーマンスを向上させて満足できる結果に繋げられるように努力しています。昨今ではテレワークやオンライン会議などが広がっているため、外勤先や研究者同士の繋がりをどのように深めていくのか、その方法を探っていこうと考えているところです。

最後に入社を検討している方へメッセージを

満足できる環境で、
新しいことに
チャレンジしたいなら。

新しいことにチャレンジしてみたい、という気持ちのある方はぜひテクノプロ・R&D社への入社を検討してみて下さい。テクノプロ・R&D社で携わる研究は多岐に渡るため、新しい領域研究や付随業務で知識やスキルをどんどん吸収していきたいという方にとっては最適な環境です。外勤先を移り変わる機会があるため人脈を作るチャンスが広がりますし、私がそうであるように、コミュニケーションが苦手でも意識して接点を作ることで良い関係性を築いていくことができます。
定例会やマネージャー制度、サークル活動などを通じて社内の研究者の方々とも繋がりができるので、お互いに刺激になったり挑戦を後押ししてくれたり、きっとあなたも満足のいく環境で研究に向き合うことができると思います。

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