大学でのiPS細胞を用いた
研究を中心に、多種多様な
テーマに取り組んでいます。

専攻分野:生命医科学
入社7年目(15新卒)

現在の研究内容当社の良い点・強みこれからのキャリアと挑戦メッセージ

Q. 現在の研究内容を教えて下さい。

年齢や立場に関係なく
協力できる環境で、
様々な研究に従事。

学生時代の専攻は免疫学分野で、主に気管支喘息に関わる基礎研究を行っていました。
入社後は、大学の研究室に外勤してiPS細胞を用いた研究に関わっています。外勤先の研究室が生物工学系であることもあり、細胞培養、遺伝子・タンパク解析だけでなく、自動培養装置を用いた培養手法の改善も業務として行っています。また企業から依頼された試薬・装置の実験データ収集など、短期的テーマも含めて多種多様なテーマに従事しています。
企業とは違い研究室には学生が多く、実験手技や経験が未熟な人が多い環境なので、安定した培養を行うテクニックや自分が学生の時に経験したことを学生と共有することもあります。一方で、自分が未熟な技術の経験がある学生から学ぶことも多く、年齢や立場に関係なく協力できる環境です。

Q. テクノプロ・R&D社の良い点・強みは?

広い視野で研究に臨める環境が、
テクノプロ・R&D社には
ありました。

博士課程まで大学で黙々と研究をしていたこともあり、そのまま研究を続けていきたいと考えていました。一方で、私が携わってきた研究領域はかなり絞られていたため、幅広い視野で研究に臨むことのできる環境を求めて、テクノプロ・R&D社への入社を決めました。
テクノプロ・R&D社は300を超える企業や公的機関との取引実績があるため、私がこれまでの研究で習得した培養技術を応用しつつ、新たな領域にもチャレンジできると考えたのです。結果、再生医療の最先端で、自分が理想とする多彩なテーマでの研究に臨み、新たな技術を習得することもできています。
入社前は同期や他の研究者との接点はあまりないと思っていましたが、実際には研修や定例会などがあり、領域の異なる人とも交流できます。他領域の話を聞くことは、私にとって知見を広げるための貴重な機会でもあるので、大切にしています。

Q. 目指すキャリア、これから挑戦したいことは?

再生医療技術の発展を
この身で体感。
次は、民間企業での研究も視野に。

外勤先ではiPS細胞培養技術を習得し、それらを観察する三次元観察装置の試作機、様々な分化誘導試験の実施に携わりました。
さらに工業的な生産に向けた培養手法の検証、機器操作などiPS細胞を手作業から機械へ反映させることにも関わることができ、再生医療技術の発展を、身をもって知ることができたのは大きな財産になりました。
今、興味があるのは民間企業のバイオ研究分野です。外勤先の実験環境では裁量が大きく融通も利くので優先順位を自分で決めて作業できますが、これが企業だとどのような環境に変化するのか気になっています。
また、次世代シーケンサーなど扱ったことがない装置があるのでもっと経験を積みたいと考えています。
今後、あらゆる外勤先への異動を見据え、計画立案などが出来るように文章力や構成力を高めて準備しておく必要があると感じています。

最後に入社を検討している方へメッセージを

幅広い研究に携われる魅力。
充実した環境で研究に
臨みたい方にオススメです。

テクノプロ・R&D社では様々な業界を経験することもあり、色んな職場を知ることができるのが魅力です。私のように1つの研究室で長期間働くこともありますが、その中でも数多くのテーマで研究に携わることができるため、充実した経験ができます。
アカデミア、企業それぞれで研究現場の雰囲気は違いますが、職場によって分野や研究内容が多種多様だからこそ、必要とされていることは何なのかを意識して把握し、たくさんの人々と関わる中でしっかりとコミュニケーションを取りながら行動できれば、どんどん成長して活躍できると思います。研究者にとって最高の環境で研究に携わり、自らを成長させたいと考えている方々はぜひ入社を検討してみて下さい。

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