大学・研究機関
業界別 受託事例

合成ルートを探索し、決定したルートにて重合性基含有イオン液体を合成する。
①テスト反応後、4級化本反応を2バッチで実施（10Lフラスコ）
②アニオン交換本反応を2バッチで実施（10Lフラスコ）
出発原料及び必要試薬は試験委託者よりご提供いただく。

抗体作製のための抗原として、リン酸化ペプチド及び同配列の非リン酸化ペプチドを合成する。マレインイミド化KHLとコンジュゲーションのため、Cys残基を末端に配置し、N末端はアセチル化する。

酵素活性阻害ペプチドとして、環状ペプチドを合成する。N末端のアミノ基とC末端のカルボン酸をペプチド結合で結合させた環状ペプチドの他、Cys残基側鎖を利用したチオエーテル型環状ペプチドを合成する。

酵素活性阻害ペプチドのC末端側に特定の長さのリンカーを介してデキサメタゾンをコンジュゲーションさせたペプチドを合成する。

ご提供いただく基本レンチウイルス調製用プラスミドにshRNA/siRNA配列を導入し、プラスミドを提出する。

指定の遺伝子を機能不全にさせるよう切断するguide RNAを3種類設計し、その切断効率を細胞を用いて評価する。最も切断効率の良かった guide RNA と Cas9 を発現するプラスミドを調製し、提出する。

Nature 582: 561-565 (2020) の報告に基づき、出芽酵母内でDNA断片をつなぎ合わせ、感染力を欠失させたウイルスのゲノム (>20kb) をプラスミドとして構築する (ウイルスベクタープラスミド)。その後、酵母からDNAを抽出し、それを元に大腸菌を形質転換させ、ウイルスベクタープラスミドを抽出、精製する。

哺乳類細胞において発現させたい遺伝子をご指定いただき、目的用途に適したレンチウイルス調製プラスミドを設計・構築する。そのプラスミドを用いて、レンチウイルスを調製し、提出する。

293系浮遊細胞 (30mL x 6)　にアデノ随伴ウイルス調製用のプラスミドを導入し、72時間振盪培養後、培養細胞の細胞質からAAV粒子を回収する。qPCRによるAAVゲノム測定により、ウイルス量を算定する。

発現させたい遺伝子を元にアデノウイルス調製用コスミドを設計・構築する。このコスミドを用いてアデノウイルスを調製し、力価測定結果と共に提出する。

哺乳類細胞において発現させたい遺伝子をご指定いただき、目的用途に適した強制発現用プラスミドを設計・構築する。そのプラスミドをご提供いただいた細胞へ導入し、薬剤選択、クローン化を行い、Realtime RT-PCRによって導入遺伝子の発現を確認する。発現を確認できた細胞クローンを提出する。

感染細胞にてshRNAを発現させる12種類のレンチウイルスベクター (試験委託者より提供)をそれぞれ、細胞株に感染させ、薬剤選択した (ベクターが安定導入された) 細胞を提出する。

指定の遺伝子を機能不全にさせるよう切断するguide RNAを3種類設計し、その切断効率を細胞を用いて評価する。最も切断効率の良かった guide RNA と Cas9 を発現するプラスミドを調製し、細胞に導入後、安定導入されたクローンを単離する。各クローンについてターゲット領域のゲノム配列を確認し、ノックアウトされたと考えられるクローンを提出する。

DSF（示差走査フルオロメトリー）を用い、10種類のバッファー条件（pH、塩濃度、各種添加剤等）におけるタンパク質の変性温度Tmを測定し、最も熱安定なバッファー条件（保存に適するバッファー条件）を検討する。

SPR (表面プラズモン共鳴法)を用い、1種類の受容体をリガンド、6種類のタンパク質をアナライトとして5濃度条件での相互作用をセンサーチップ上で測定する。1:1-bindingモデル及び、必要に応じてbivalentもしくはtwo stateモデルを用い、それぞれの相互作用の速度定数（ka, kd）及び平衡定数（KD）を算出する。

ヒトおよび齧歯類のペプチド分解酵素Aについて、3種類の蛍光基質ペプチドを用いた、基質分解活性測定系を確立する。確立した系を用いて、既知の阻害剤の効果を評価する。

タンパク質を96種各種沈殿剤存在下、Sitting-drop蒸気拡散法にて結晶化する。結晶が見られた条件について、24-well plate上でのHanging-drop蒸気拡散法を用いて展開する。結晶が得られた場合、メチレンブルー染色によってタンパク質結晶か、塩の結晶かを判定する。同一条件にて十分な数と質の結晶が得られた場合、クライオプロテクタントの検討を行う。

UV高感受性の細胞に、調製した4種類のレンチウイルスベクターを用いて遺伝子導入し、それらの細胞における導入遺伝子の発現をウエスタンブロットにて確認する。遺伝子導入細胞にUVを照射し、コロニー形成能の比較から、導入遺伝子のUV感受性に与える影響を評価する。

4種類の導入試薬を用いて、各種条件でヒト癌細胞株に核酸を導入する。導入24、48時間後に細胞からRNAを抽出し、標的遺伝子の発現量をReal-time RT-PCRで定量的に評価する。

ご提供いただく細胞株に各種被験物質を添加し、一定時間後におけるリン酸化された標的受容体タンパク質をELISAにて測定する。

マウス胎児の大脳皮質より、神経細胞およびアストロサイトを単離し、初代培養する。神経細胞、アストロサイトのマーカーを、それぞれ、MAP2およびGFAPとし、そのタンパク質発現を蛍光免疫染色により確認する。神経細胞/アストロサイト共培養において、被験物質添加後の代謝関連物質 (ATP等) の濃度を測定する。

ヒト疾患iPSC由来運動神経培養系を用いて、細胞外活動電位の変化、神経マーカー、神経毒性分子の遺伝子発現等、を測定し被験物質の薬効を評価する。活動電位変化では作製した人工知能AIや多変量解析法を用いて陽性対照化合物との比較により、プロファイルを評価する。

ヒトiPSC由来或いは齧歯類の培養中枢神経ネットワークから、安定的なスパイク発火や同期バーストが認められる時期に被験物質を添加し、MEA機器により細胞外活動電位を計測する。スパイクデータから作製した人工知能AIや多変量解析法を用いて陽性対照化合物との比較により、ニューロンの作動性、神経毒性、vitro最大耐用量、標的となるイオンチャンネル/受容体の推定など各被験物質のプロファイル評価を行う。